07.11.26
会内学習会
(2)
|
2000年少年法「改正」5年後の見直しに備えて
講師:全司法 伊藤由紀夫さん (家裁調査官)
日時:2007年11月26日(月)午後6時から午後8時
場所:弁護士会館5階
|
07.10.27
連続学習会
|
子どもたちをとりまく状況を考える
院内集会の全体の内容をブログで聞くことができます(前半)。
院内集会の全体の内容をブログで聞くことができます(後半)。
講師:池見恒則さん(数学塾むれ主宰・河合塾コスモ講師)
日時:2007年10月27日(土)13:30~16:00
場所:四谷地域センター11階 集会室4 |
07.09.14
会内学習会
(1) |
2000年少年法「改正」 5年後の見直しに備えて
~「警察による虞犯少年に対する調査権」の問題~
集会の全体の内容をブログで聞くことができます。
講師:斉藤義房弁護士 (21分)
日時:2007年9月14日(金)18時から20時まで
場所:弁護士会館17階1703号室(地下鉄霞ヶ関B1下車直結)
主催:子どもと法21
|
07.03.29
連続院内学習会 |
少年法改悪を許さない! 連続院内学習会 (第2回)
院内集会の全体の内容をブログで聞くことができます。
日時 : 2007年3月29日(木)11:45~14:00
場所:衆議院第2議員会館第4会議室
お話 :
- 石井小夜子さん(弁護士)
- 俵義文さん(子どもと教科書全国ネット21事務局長)
- 青木悦さん(教育ジャーナリスト)
- 浅川道雄さん(「非行」と向き合う親たちの会)
■共催■
子どもと法・21、触法少年研究会、NPO法人東京都地域婦人団体連盟、ふえみん婦人民主クラブ、日本キリスト教協議会(NCC)教育部、アザウイズ・ジャパン、教育基本法「改正」反対市民連絡会(継承準備中)、子どもと教科書全国ネット21、子どもプラスmini編集室、NPO法人東京シューレ(順不同)
|
07.03.08
連続院内学習会 |
少年法改悪を許さない! 連続院内学習会(チラシ)
院内集会の全体の内容をブログで聞くことができます。
日時:2007年3月8日(木)11:45~14:00
場所:衆議院第2議員会館第4会議室
- 少年法「改正」法案の解説
渡辺演久さん(朝日大学大学院)
- お話
毛利甚八さん(『家栽の人』原作者)
- 発言
1)児童福祉分野からのお話
徳地昭男さん(前国立児童自立支援施設・武蔵野学院院長)
2)共謀罪のお話
小倉利丸さん(富山大学教員)
- フロアからの発言
国会議員からの発言
■共催■
子どもと法・21、触法少年研究会、NPO法人東京都地域婦人団体連盟、ふえみん婦人民主クラブ、日本キリスト教協議会(NCC)教育部、アザウイズ・ジャパン、教育基本法「改正」反対市民連絡会(継承準備中)、子どもと教科書全国ネット21、子どもプラスmini編集室、NPO法人東京シューレ(順不同)
|
07.02.10
集会 |
教育に自由を!2・10集会 -日の丸・君が代・愛国心-
日時:2007年2月10日(土)18:00開場 19:00時開演
会場:中野ゼロ 小ホール <東京都中野区中野2-9-7>
- 鈴木邦男さん (新右翼団体顧問、評論家、河合塾講師、日本ジャーナリスト講師)
- 小森陽一さん (東京大学教授・日本近代文学、「九条の会」事務局長)
<発言>
- 全司法労働組合少年法対策委員会
(家裁調査官)伊藤由紀夫さん
- 「東京都教育委員会」を告発する!
渡辺謙一さん(元都立高校 校長)
- 「教え子を学校に送れるか?」
安藤聡彦さん(国立市元教育委員・埼玉大教員)
- 「日の丸・君が代」裁判原告
- 弁護士・保護者・市民・若者
主催:教育に自由を!2・10集会実行委員会
<呼びかけ団体>
子どもと法・21
学校に自由の風を!ネットワーク
東京・教育の自由裁判をすすめる会
子どもと教科書全国ネット21
教育を壊すな!市民と教職員東京ネットワーク
教育基本法「改正」反対市民連絡会
週刊金曜日(順不同)
|
07.01.31
院内集会 |
共謀罪の新設に反対する市民と表現者の院内集会
日時:2007年1月31日(水)12:30~13:30
会場:衆議院第2議員会館第2会議室
- お話:「なぜ、少年法の「改正」に反対するのか」
- お話:「弁護士から警察への依頼者密告制度の狙い」
- 特別アピール:横浜事件第三次再審請求人
- 発言:
- 国会議員 許すな!憲法改悪・市民連絡会 アムネスティ・インターナショナル日本 グリーンピース・ジャパン 反差別国際運動日本委員会 表現者 ほか
「1・31 共謀罪の新設に反対する市民と表現者の院内集会」で発言させていただきました。
通常国会が始まって1週間後の1月31日、「1・31 共謀罪の新設に反対する市民と表現者の院内集会」(共催:共謀罪法案反対NGO・NPO共同アピール、共謀罪の新設に反対する市民と表現者の集い実行委員会、共謀罪に反対するネットワーク)でも、子どもと法・21から発言をさせていただきました。
ここでは、渡辺演久さんが「なぜ、少年法の「改正」に反対するのか」というタイトルでスピーチされました。
この集会では、共謀罪、少年法のほかにも、犯罪収益流通防止法案(ゲートキーパー法案)の問題点を指摘する発言もありました。これらの法律は、大人も子どもも、み~んなを国家が監視し、管理しようとするもの。政府の目指すところがわかってきます。
今年になって、今まで以上に繋がりだした市民運動。「共謀罪に反対する市民と表現者の集い実行委員会」は少年法改悪反対の立場にたって、今後一緒に活動してくださる方向とのこと。本当に心強い仲間です。各団体との連携をつよめ、少年法「改正」反対、共謀罪反対、改憲手続き法反対などなど、根っこが同じ法律の問題点を広めていきましょう。
|
07.01.25
院内集会 |
改憲手続き法案を廃案へ!
日時:2007年1月25日(木) 15:45~
場所:衆議院第2議員会館第1会議室
主催:5・3憲法集会実行委
子どもと法・21からの発言
- 昨年末の、ヒューマン・チェーン。このとき、教育基本法改悪反対でそれまで以上に繋がった市民運動でしたが、その動きは今年に入っても続いています。
- 通常国会が開会した1月25日に、衆議院議員会館で「改憲手続き法案を廃案へ!院内集会」(5・3憲法集会実行委主催)が開催されましたが、ここでは、子どもと法・21からも発言をさせていただきました。
この「改憲手続き法案」は、マスコミなどで言われている「国民投票法案」という内容はでは全くなく、アメリカが要求する「グローバルな規模で集団的自衛権の行使による日米共同作戦を可能にせよ」との課題に沿って、憲法9条などの改悪のために作られようとしている法律案。
- 私たちも簡単にOKできるものではありません。
子どもと法・21からは、市民運動の繋がりはじめた動きを大切に、大人も子どもも管理・監視される社会を許さない気持ちを持って頑張りましょうと、発言させていただきました。
|
06.12.05
院内集会 |
第6回 少年法「改正」法案 問題点の解消を求める院内集会
日時:2006年12月5日(火) 11:30~13:00
場所:衆議院第一議員会館第一会議室
主催:日本弁護士連合会 (日弁連事務局人権第一課 03-3580-9503)
- 開会挨拶 松本光寿さん (日弁連副会長)
- 久保大さん(元東京都治安対策担当部長)のお話
- 奥山眞紀子さん(児童精神科医、国立成育医療センターこころの診察部部長)のお話
- 会場からの発言
- 現況報告 斎藤義房さん (東京弁護士会)
|
06.11.07
市民集会 |
第6回 少年法「改正」法案 問題点の解消を求める市民集会
日 時:2006年11月7日(火)18:00 ~ 20:40
場 所:弁護士会館2階クレオA
主 催:日本弁護士連合会、
東京弁護士会、第一東京弁護士会、第二東京弁護士会
- 開会の挨拶
- 講演 尾木直樹さん(教育評論家、法政大学教授)
「子どものこころと問題行動 ―罰や警察の監視強化で少年非行は防止できるのか―」
- ビデオレター
川崎二三彦さん(全国児童相談研究会事務局長)
- 各団体からの発言
- アムネスティ・インターナショナル日本
- 全国青少年教化協議会
- 全国地域婦人団体連絡協議会
- 子どもと法・21
- 全司法労働組合
- 全法務労働組合
- 閉会の挨拶
|
06.10/
11,16,25 連続院内学習会 |
少年法改悪を許さない! 連続院内学習会
~現場の声を聞く~
第1回2006年10月11日(水)11:45 ~14:00
警察関係者のお話 ~補導の実態など~
- 少年法「改正」法案の問題点
- 警察関係者の方からのお話
- 元少年インタビュービデオ
- 警察関係者の方と石井小夜子弁護士の対談
- フロアからの発言
第2回2006年10月16日(月)11:45 ~14:00
元自立支援施設職員&家庭裁判所調査官(全司法)
奥山和子さん & 古田誠さん
- 少年法「改正」法案の問題点
- お二人から発言
- コーディネーターを交えての対談
- フロアからの発言
第3回2006年10月25日(水)11:45 ~14:00
元自立援助ホーム寮母&フリースペースたまりば主催者
三好洋子さん & 西野博之さん
- 子どもたちに“生きているだけですごいんだ”とエールを送り続けているお二人の目に映る少年法「改正」案とは??
会場:衆議院第二議員会館 第2会議室
東京メトロ 「国会議事堂前」駅、「永田町」駅、「溜池山王」駅
※参加無料、事前申込不要
呼びかけ団体:
子どもと法・21、触法少年研究会、東京都地域婦人団体連盟、ふぇみん婦人民主クラブ、日本キリスト教協議会(NCC)教育部、アザワイズ・ジャパン、教育基本法「改正」反対市民連絡会、子どもと教科書全国ネット21、子どもプラスmini編集室、NPO法人東京シューレ(順不同)
|
06.09.27
院内集会 |
第5回 少年法「改正」法案 問題点の解消を求める院内集会
日時:2006年9月27日(水) 11:00~12:30
場所:衆議院第一議員会館第一会議室
主催:日本弁護士連合会(日弁連事務局人権第一課 03-3580-9503)
- 報告
- 新倉 修さん(青山学院大学大学院 法務研究科教授)
- 現場からの報告
|
06.08.29
夏季合宿企画 |
日弁連子どもの権利委員会 夏季合宿企画
日時:2006年8月29日(火) 9:00~18:00
場所:東京・弁護士会館17階 1701会議室
主催:日本弁護士連合会 /東京弁護士会 / 第一東京弁護士会 / 第二東京弁護士会
- 教育基本法 『改正』問題勉強会
~教育基本法『改正』法案のここが問題!~
- 子どもの人権救済システムの意義と限界
~弁護士会の人権救済申立事件から~
- 少年法「改正」法案 問題点の解消を求める市民集会」
- PartV 15:00~18:00 (開場14:45)
|
06.06.06
市民集会 |
少年法「改正」法案
問題点の解消を求める市民集会 PartⅣ
日時 2006年6月6日(火) 18:00 ~20:30 (開場17:45)
場所 弁護士会館2階講堂クレオA
千代田区霞が関1-1-3
地下鉄丸の内線・日比谷線・千代田線霞ヶ関駅B1-b 出口直結
参加無料・事前申込不要
内容
-
講演
「少年非行の実状及び子どもを取り巻く環境から見た少年法『改正』法案の問題点」
広田照幸 東京大学大学院教育学研究科教授(教育社会学専攻)
- ビデオレター
武内謙治 九州大学大学院法学研究院助教授(刑事法学)
「大阪地裁所長襲撃冤罪事件」の少年と付添人
- 意見表明
(児童相談所関係者、家庭裁判所関係者、学校教育関係者、神奈川県で警察と学校の情報連携問題に取り組んでいる方「フリースペースたまりば」スタッフなど)
日弁連の見解と行動提起
国会議員の発言 など
主催 日本弁護士連合会
東京弁護士会 第一東京弁護士会 第二東京弁護士会
問い合わせ先 日弁連事務局人権第一課 (TEL 03-3580-9503) |
06.05.18
院内集会 |
緊急!
少年法改悪を許さない!院内集会
憲法、教育基本法、共謀罪、み~んな根っこは同じ
子どもを突破口に、監視社会・警察国家へ !?
日時:2006年5月18日(木) 11:45 ~14:00 (11:30開場)
場所:衆議院第二議員会館 第4会議室
お話:毛利甚八 さん(「家栽の人」原作者)
青木 悦 さん(教育ジャーナリスト)ほか
事前申込不要・入場無料 |
06.04.26
連続学習会
|
子どもと法・21連続学習会
日時:2006年4月26日(水)夕方
場所:東京・弁護士会館
先月から引き続き、少年法制に関するフリートーク形式での
話し合いや今後の会の活動について。
|
06.03.29
連続学習会
|
日時:2006年3月29日(水)18時00分~20時ごろ(※その後運営委員会)
場所:四谷地域センター11階 第3集会室
主な内容(フリートーク形式)は、
また、資料(改正案対照表、条例、アンケート記事)をもとに
- 少年法「改正」、次の「少年非行防止法制」など、子どもを力ずくでも従わせたいという流れを感じる。
- 奈良県条例は司法のチェックのない規定。今回の少年法「改正」法案とリンクしている。
- アンケートには「道徳」「倫理」のようなものを感じる。子どもの権利を考えていないのではないか。
法教育の必要がある。裁判員制度も不安・・・。
など、みんなでいろいろ議論しました。
|
06.03.10
子どもと法・21共催集会
|
憲法・教育基本法の破壊を許さない!3・10市民集会
ホントに このまま進んでいいの! (詳細報告)
-
対談 池田香代子さんVS伊藤美好さん
(『11の約束 えほん教育基本法』のお二人)
- 詩の朗読(マルチン・ニーメラー“痛恨の回想”)
- 情勢報告
- 当事者からの現状報告
- 芝居「杉並教科書物語」
- 歌・定塚才恵子さん
日時:2006年3月10日(金)19時~21時
場所:セシオン杉並 ホール
(地下鉄:丸の内線「東高円寺」駅より徒歩4分)
|
06.03.07
院内集会 |
第3回 少年法「改正」法案 問題点の解消を求める院内集会
- 「少年法等の一部を改正する法律案」に対する
日弁連意見の紹介
- 東京学芸大学・高木光太郎さん(発達心理学)の報告
- 国会議員の方々からの発言
- 現場からの報告
- 児童養護施設から
- 学校(高校、小学校)現場から
- 保護司の立場から)
日 時: 3月7日(火)12:00~13:15
場 所: 衆議院第一議員会館 第一会議室
主 催: 日本弁護士連合会
|
06.02.21
連続学習会
|
2000年の少年法「改正」後の状況と、今回の「改正」について
- 内容:
全司法労働組合の方をお呼びして、前回の「改正」後の状況、今回の「改正」問題、「5年後の見直し」についてなどをお聞きします。
日時:2006年2月21日(火)18時00分~20時ごろ(※その後運営委員会)
場所:東京・弁護士会館5階(地下鉄・霞ヶ関駅b1出口より直通) |
06.01.24
連続学習会
|
- 今回は、園部判事補の「アメリカの少年司法における近年の制度改革とその問題点」(『判例タイムズ』No.1173掲載)の読み合わせを行ないました。
以下は、参加していただいた方の感想をお伝え致します。
1899年、アメリカで、国親思想の少年司法制度ができたが、その後、制度に対し批判が高まり、「厳罰」の方向へ進んでいった。しかし、現在アメリカでは、この方向への疑問が出てきており、厳罰が非行・犯罪防止には逆効果であるという調査結果もある。
このような状況をみて、日本の少年司法を考える上で、日本でも少年事件全体の傾向などをしっかり調査・分析してから議論すべきであるし、制度改革の効果・影響なども慎重に検討しなければならない。
また、少年の特殊性をけっして軽視せず、事件の背景などにも目を向けるなど、多様な視点からの議論を行なうことが必要だ。
だいたい、このようなことが書かれている論文でした。読んでいて、日本はまったくアメリカと同じ方向に進んでいっているということを改めて感じます。
また、アメリカでも日本でも、(ドイツでもそうだそうですが)少年法の厳罰化に反対する人たちの理由は、まったく同じだということも実感させられました。
そう考えてみると、世界的に、「成人同様の犯罪を行なった少年は、成人同様の責任を折っているとみなしてよい」という流れなのでしょうか。各国違うのは、この流れに対しどれだけしっかりおかしいと伝えられ、それをサポートする体制ができているかなのかもしれません。
州ごとに司法制度が違い対比しやすいアメリカとは違い、日本は正確な統計などがわからないということはありますが、それでも現在の傾向や現状を正確に調査・分析し、それからどういう「改正」が必要なのか、また必要ではないのかを考えていく必要があるのかな、などとフリートーキングを通じて考えていました。 |
日時:2006年1月24日(火)18時30分~20時
場所:四谷地域センター11階 集会室3
(地下鉄:丸の内線「新宿御苑前」駅より徒歩5分)
|
05.12.18
連続学習会
|
少年法「改正」を考える 家裁調査官vs元裁判官vs保護司
- 2000年の「改正」に続き、今年の第162回国会に提出されていた少年法「改正」法案。衆議院解散とともに廃案とはなりましたが、細田前官房長官はすぐに、「早急に体制を立て直して、ご審議願えるよう考えたい」と述べており、来年通常国会で法案が提出されるのは、ほぼ間違いない状況です。
でも、どのように「改正」されようとしているのかご存知でしょうか?
警察権力の拡大? 子どもも親も監視される!? 「脅し」と「不信」の子育てになる!?? 何だかとても不安になってしまいます。
家庭裁判所調査官、元家裁裁判官、保護司というそれぞれの立場から思いを語っていただき、一緒にこの問題を考えてみませんか?
~学習会報告
- 司会の佐々木光明さん(神戸学院大学)から
2000年少年法改正、今回の少年法改正案の内容とそれぞれの問題点についての説明
- パネリストの発言
- 北澤貞男さん
(元家庭裁判所裁判官・現在弁護士)
- 簡易送致制度について
簡易送致(軽微な事件については警察の権限で処理を終わらせるもので、警察は簡易送致書をつくり、月末に一括して家裁に送り、家裁は指導を終わったものとして「非行事実あり、しかし事案軽微ゆえ審判不開始」として処理する)が警察に権限を多く留める制度であること。
少年法制定の翌年から全件送致主義と矛盾するような同制度が取られてきた。平成17年7月に、この簡易送致が許容される事件の範囲が広がった。
北澤さんは、裁判官の間、この簡易送致については問題意識を持ってきたとのこと。
- 少年法改正について
2000年改正と2005年改正案について触れ、コメント。
厳罰化に流れ、保護主義が後退していることが問題。
前田雅英氏(刑法学者)は、これまでの保護の姿勢が少年を悪くした旨を述べているが大変な問題。
もともと非行少年は、社会から冷たい目で見られる、その上厳罰化ではもう立ち直れない。
少年の問題は刑事的、治安的政策でなく、教育、福祉施策によるべき。
- 小林一善さん(家裁調査官・全司法)
- 今回の改正案が法制審議会に付されるまえに、全国の家裁が意見を求められ、裁判官、調査官、書記官、事務官などが相談して回答したが、賛成意見の回答が多かった。小林さんは、反対の意見も書いたが、反映されていなかった。
- 改正案について
- 警察の調査について
少年は、自分の事情を適切に語ることがむずかしい。14才未満の子どもになればもっと無理。
- 保護観察の遵守事項違反について
子どもが話そう、相談しようと思っても、子どもがそれを語ることがむずかしくなる。失敗を手がかりに指導することがむずかしくなる。
- 東本久子さん(保護司)
- ケースから
少年とは信頼関係を築いていけば、何でも話してくれる。少年は、皆、普通の子たち。子どもをチクるような保護司には慣れない。子どもに対する大人のまなざしはあまりにも感情的すぎる。
- 石井小夜子さん(弁護士)
- 少年の事件に関する事実を知ることの重要性、事件数の推移、罪種別推移、などを示し、社会でいわれている少年犯罪の増加、凶悪化、年少少年の非行の増加は現実にはない。
日時 12月18日(日) 午後2時より4時半
場所 神楽坂エミール 地下鉄東西線 神楽坂駅(徒歩2分) |
05.11.18
連続学習会 |
議員さんと学ぼう少年法
- 2000年「改正」後の少年法運用状況、そして今国会に上程された「改正」法案についてお話をお聞きし、議員さんとともに、少年法のことを学び、語りあいましょう。
日時 11月18日(金) 午後6時半より8時半
場所 東京・弁護士会館5階 503 |
05.06.18
緊急集会 |
触法少年研究会 緊 急 集 会
- 少年法改正の概説
- 改正点の問題点について(実情に照らして)
場所: エブリィ 港区北青山1-6-3-B1 みなとコミュニティハウス
主催協賛: 触法少年研究会、東京シューレ、子どもと法・21 |
05.04.09
連続学習会
|
少年法『改正』問題を考える(3)
児童福祉の現場から少年法を考える
お話:
奥山 隆 さん(国立児童自立支援施設職員)
奥山 和子さん(元職員)
場所:四谷地域センター11階 集会室 4
地下鉄:丸の内線「新宿御苑前」駅より徒歩5分 |
05.01.24
連続学習会
|
少年法『改正』問題を考える(2)
児童相談所・児童自立支援施設などからみた非行問題
お話:井上仁さん(東京都児童相談センター)
場所:四谷地域センター11階 集会室 3
地下鉄:丸の内線「新宿御苑前」駅より徒歩5分
|
04.11.26
連続学習会
|
少年法『改正』問題を考える(1)
by 坪井節子さん(弁護士)
場所 弁護士会館
今法制審議会で審議が進められている少年法「改正」問題をみんなで考えます。講師の坪井節子さんから、法制審の少年法(触法少年事件・保護処分関係)部会の情勢などをお伝えいただき、私たちが何を考え、何を行動しなくてはならないのかを考えましょう。
この問題の学習会は、今後続けて行う予定です。 |
04.11.12
連続学習会 |
子 ど も に 学 ぶ
by 魚住絹代さん(元法務教官)
場所 北沢タウンホール11F研修室<男女共同参画センター“らぷらす”>
子どもの事件が起こると、私たち大人は、「いったい、子どもがなぜ」と身震いし、「子どもに何が起こっているのか」と、答えを探します。しかし、答えはなかなか見えてきません。最近では、「普通の子がなぜ?」と言われる事件に、さらに子育て不安の時代に陥っているように思います。
私たち大人は、「子ども」という人を、もっともっとよく知らなくてはならないのではないでしょうか。
今回の学習会では、「子どもに学ぶ」というテーマで、子どもの世界を掘り下げて、今の時代の子育てについて考えたいと思います。 |