子どもと法・21連続学習会 少年法「改正」問題を考える(2)
児童相談所・児童自立支援施設などからみた非行問題

日時 : 1月24日(月)　18時30分〜20時30分
場所 : 四谷地域センター11階　集会室 ３
　　　　　 新宿区内藤町８７番地　四谷区民センター11F
(地下鉄 : 丸の内線「新宿御苑前」駅より徒歩5分)

お話 : 井上仁さん（東京都児童相談センター）
　14歳未満の少年にも警察の捜査が可能になり、少年院へも送ることを可能にする少年法の「改正案」が現在、法制審議会少年法部会で審議されています。今月中にも法務省が作成した改正要綱の採決が行われ、通常国会に上程されそうな状況です。
　「非行問題は、厳罰化で解決できるのではなく、現代の貧困や家族問題に向き合わなくてはならなくては非行防止はない」という井上さんから、「過度の競争社会を背景にした弱者切捨てのなかで、教育や職業(就職等）から引きずり落とされている子どもの現実、虐待などの非行問題、子どもたちの居場所もない地域社会など、少子化対策でも語られないこれらの問題が、非行化防止(対策）で語られるまやかしの現実」についてお話をお聞きし、地域の役割・施設の役割のなかで、子ども・家族支援をどのように考えていくのか、そして少年法「改正」問題について、ともに考えていきましょう。
資料代 : 500円
主催 : 子どもと法・21
お問い合わせ : 03-3353-0841(電話)
　　　　　　　　 　 03-3353-0849(Fax)
　　　　　　 　　　email@kodomo-hou21.net(メール)