最高裁へGO!
最高裁では情報公開法(平成13年4月1日施行)により自主的に運用しているとのことで、(法と民主主義2001年6月号に「最高裁で情報公開を体験する」で詳しい内容あり)炎天下のなか、最高裁にNさんに同行を願い「情報公開要請」をしてきました。 開示申出書(PDF文書に収録しました)という書式に少年審判廷の改正少年法成立に対応するために整備された机等の備品数、及びその予算の執行状況と記して情報公開を要請してきました。 一方、Nさんは、改正少年法の成立施行にあたり、裁判関係者に配布されたすべての文書等の開示を要請しました。 ▽▽ まず、最高裁の正門から(無謀にも)堂々と入っていきました。 正面玄関からの訪問は、前例がないようで、入口の守衛が要領得ず、待たされること10分以上、秘書課の課長とその部下の方1名があわてて現れた印象でした。 職員同行のもとに取り調べ室のようなところ(無人の狭い部屋)に案内され、そこでの会話は同席した別の記録係の職員がすべて記録をとっていました。(同席した職員は3名です) 申出書提出にあたり、秘書課長から「開示の理由は述べなくともいいが、」と言いながら、さかんに開示目的を聞き出そうとしたことが彼らの本音というところかと思えました。 申請手順の煩雑さやその対応(尋問されている感じ)ではとても市民に開かれた情報開示とは到底考えられないという感想です。 (事前に経済産業省の専用窓口が常設している情報公開室を見学していたため、より対応の落差を感じました)
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